コーヒー粉とコーヒー豆はどう違うのか?

みなさんはコーヒーを購入する時、
「豆」で購入されますか?それとも、「粉」で購入されますか?

コーヒー豆とは、コーヒーノキから採取される、
コーヒーチェリーというフルーツの「種」のこと。

大きく分ければ、生産されたままの生豆の状態と、
焙煎された豆の状態に分けることができます。

もちろんみなさんは焙煎された豆を購入されるわけですが、
コーヒーミルをお持ちでなかったり、面倒だったりということで、
粉で購入される方もいると思います。

賞味期限は?

コーヒーを淹れた際に、なんか前とは味が違う?!
ということはありませんか?

生豆の状態であれば、3年〜5年と
長い間保存しても、オールドクロップや
オールドコーヒーとして美味しく楽しむことができます。

ところが焙煎をしたコーヒーは、
あっという間に酸化が進んでしまう為、
保存状態にもよりますが、約3週間で賞味期限になります。

酸化が進んでしまうと、香りが弱くなり、
嫌な酸味やエグ味、雑味が強くなっていきます。

では、焙煎したてが一番美味しいの?

実は、焙煎したての豆は大量に炭酸ガスを含んでいるので、
ガスが多すぎて、豆の本来の性能が出ていない状態なんです。

豆が暴れている状態なんて言ったりします。
カレーの感覚に似ているんです。
2日ほど過ぎた方が味が馴染んで美味しくなりますよね。

コーヒーは焙煎後、炭酸ガスの放出と酸素の吸収をしながら、
熟成していきます。結局は酸化の過程なのですが、
1週間〜10日くらいまでは、熟成と言えるような、
香味が増してくる期間になります。

ただし、これは豆の状態の話です!

粉に挽いた状態では、面積が20倍以上になるので、
一気に劣化が進んでしまいます。

焙煎直後の豆に関しては、すぐに挽いてしまった場合、
熟成の過程がない状態で酸素に晒すことになるので、
一気に酸化してしまうことになります。

どんなに高級で美味しい豆でも、酸化してしまえば
良い香りや風味がなくなってしまい、
本来の美味しさを楽しむことができません。

コーヒーは生き物なんです。

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保存方法

保存方法によって、豆の劣化を遅らせることはできます。

密封容器に入れ、酸素に触れさせないようにして、
冷蔵庫で保存してください。
密封されていないと、どんどん空気を吸ってしまいます。

コーヒーは消臭剤にも使われます。
それは臭気を吸い込んで、吸収してしまうからです。
実際、密閉しなかったコーヒーは冷蔵庫の香りが付いてしまいます。

1ヶ月以上、飲みきらないのであれば、
冷凍庫に入れて保存してあげてください。
冷凍状態であれば、数ヶ月は保存できます。

冷凍庫に入れた場合は、冷蔵庫に戻してから使用してください。
常温にいきなり出せば、結露して大きく劣化してしまいます。

コーヒーミルについて

お話してきたように、焙煎後の熟成されていく経過も
楽しむことができるので、豆での購入をお勧めしています。

コーヒーは粉に挽いた時に、一番香りを放ちます。
この香りを楽しんでいただきたいんです。

手回しのミルでも構いませんが、
長く使えるものですので、手動みるよりも
電動ミルをお勧めしています。

ミルについての内容は、こちらでお話しています。

コーヒーミルの選び方

2017.06.30

まとめ

色々とお話してきましたが、「仕事前にそんな時間がない」、
「面倒だから挽いてなんていられない!」とお客様に言われます。
もちろん理解しています。

コーヒー屋の都合ばかり言えません。
でも少しでも美味しく飲んでいただきたい。

コーヒーを粉で購入される場合は、
少量ずつ購入いただくことと、
密閉容器に入れて冷蔵庫で保存していただく。

これだけ試してもらうだけでも、
美味しいコーヒーを長く楽しんでもらえると思います。

 

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