アイスコーヒーの作り方

暑く晴れた日には、
冷たいアイスコーヒーを飲みたくなりますよね。

当店でも、アイスコーヒーを
ご注文されるお客様が増えてきました。

ドリップコーヒーと言えば、ホットコーヒーを連想しますが、
ドリップしたコーヒーを冷やして作るアイスコーヒーは
格別に美味しいんです。

今日は、ドリップコーヒーから作る
アイスコーヒーのコツについて、お話してみようと思います。

アイスコーヒーに合うコーヒーは?

コーヒーに限らず温かい飲み物は、
香りや風味を楽しめるので、
少しずつ口に含んで飲みますよね。

アイスコーヒーはというと、
喉越しが欲しいので一口が大きくなります。
冷たい飲み物は香りや風味が感じにくい点もありますね。

アイスコーヒーでまずお勧めするのは、
王道、コクを楽しめる深煎りのコーヒーです。
冷たい喉越しの中に、コクと苦味を感じるので
やっぱり間違いない美味しさです。

でも、実は浅煎りで酸味のある
フルーティーなコーヒーを冷たくしても
爽やかな酸味でとても美味しいですよ。

当店でも、王道であるコクと苦味のある
ダークアイスコーヒーと、爽やかな香りの
ライトアイスコーヒーの2種類をご提供しています。

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アイスコーヒーの作り方

それでは、実際に作り方をご紹介していきます。

用意するもの

1人分 150ccでコーヒーは20g。
杯数が多くなるにつれて、1人分の豆の量は少なくしましょう。
大量に作るときは、少量に作る時と比べて効率が良くなるからです。

杯数ごとに豆量が減るイメージをしてもらえればです。
1人分 → 22g × 1
2人分 → 20g × 2
3人分 → 18g × 3
4人分 → 16g × 4
5人分 → 14g × 5

もちろんコーヒーの種類や焙煎具合によって、
適量は異なります。
ご自身の「美味しい量」を見つけてみてくださいね。

今回は5人分として、80gで800ccを作ってみます。

⑴ドリッパーにコーヒー豆を入れ、サーバーにセット

基本として、濃いめから試しみてください。
濃すぎると思ったら、少しずつ引き算していくといいです。

⑵お湯を用意して、ドリップ

ここがポイントです!
お湯はゆっくりと細く注いであげてください。

作りたい人数分の半分をドリップします。
今回は、800ccを作るので、400cc。

お湯の温度については、下の内容でお話しています。

⑶氷で一気に冷却

サーバーまたは、グラスに氷を入れます。
400ccまでドリップしたコーヒーに氷を400cc分入れて
一気に冷却します。

ホットコーヒーを一気に冷やすには、
ほぼ同等の氷量が必要になるからです。

急冷するタイミングで味が変わる

今回はドリップして原液を抽出した後で氷を入れて急冷しましたが、サーバーやグラスに事前に氷を入れた状態のところに、ドリップすることも可能です。

「冷やす」という意味では同じなのですが、氷があるところにドリップするのと、後から氷を入れるのとでは出来上がりの味が異なってきます。

個人的な味の印象の説明になってしまいますが、氷が入っていたところにドリップすると、苦味がキリッとシャープな味になるイメージ。逆に後から氷を入れると、角が取れてまろやかなコクが出るイメージを持っています。

豆によっては、違いを認識しにくい場合もありますが、機会があれば、一度試してもらうと面白いと思いますよ。

⑷グラスに氷を入れる

まとめ

今回はドリップでのアイスコーヒーの作り方を紹介しました。
フレンチプレスやエアロプレスでも、基本的に作るポイントは同じです。

濃く抽出して、一気に急冷する。

また、アイスコーヒーは、ホットコーヒーとは違って
劣化しにくいので、多めに作っておくのもおすすめです。

ドリップで美味しいアイスコーヒーを作ってみてください。

動画でも解説しています

つたない文章で解説させてもらいましたが、動画でも現物を見てもらいながら説明しております。

上手に説明できていないかもしれませんが、機会があればご覧になってみてください。
文章よりも、イメージは掴んでもらえると思います。

動画はこちら👇

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