スピーカーの重要性
みなさん、音楽をどう聞いていますか?
昨今の音楽の聞き方とすると、ヘッドホンやイヤホンで音楽を聞く人が圧倒的に多いですよね。 移動中に音質良く聞きたいという方。カフェ等の公共の場所で自分の世界に入って仕事をしたい人なんかには、ノイズキャンセリング機能を持つ高額なヘッドホンやイヤホンを購入している人もよく見かけます。
イヤホンやヘッドホンはどんどん技術が向上し、機能面も音質もかなりよくなっています。その分、スピーカーの存在が追いやられているようにも感じがするのです。
ヘッドホンとスピーカーどっちが欲しいと聞かれたら、ヘッドホンやイヤホンが欲しいと答える方が多いのではないでしょうか。
今回は、存在が弱くなってきてしまった、スピーカーにスポットを当ててお話してみようと思います。
スピーカーとは
音響機器の中で最も耳に近い装置です。 音源がアナログレコードであろうが、CDやMP3のデータであろうが、最終的に電気信号を振動に変換し音を発生させる大切な役割をもっています。

ユニットについて
まずは、スピーカーユニットについてご説明しましょう。
ユニットとは、電気信号を変換して音を発生させる部分のことです。 1ユニット(1WAY)だけで、低音域から高音域まで全域をカバーするものを「フルレンジ(1WAY)」。 低音域と高音域それぞれ1ユニットカバーするものが2WAY。 2WAYに中音域をカバーするユニットを搭載したものを、3WAYといいます。
例外もあります、1ユニットは高音域(ツイーター)と2ユニットが同周波数帯の低音域(ウーハー)のようなスピーカーもあります。2WAY3ユニットと呼ばれます。
フルレンジ(1WAY)

2WAY

3WAY

スピーカーの形状のちがい
スピーカーにたくさんの種類があります。 かなり多くの種類があるので、どこまで説明するか悩みます。。。
スピーカーの仕組みについても、音が出すパーツであるスピーカーユニットや箱部分にあたるエンクロージャー(キャビネット)と、たくさんの種類があるのですが、きりがないので重要と思えるポイントに絞ってお話することにしますね。
ブックシェルフ型

ブックシェルフ型 本棚におくような小型スピーカー。
フロア型

床に設置する大型スピーカー。
トールボーイ型

場所をあまり取らない、縦型のスピーカー。
上記のように、様々なタイプのスピーカーがあります。 設置する部屋の状態に合わせた形状のものを見つけてみてください。
アクティブ・パッシブスピーカーの違い
アンプが内臓されているかどうかです。
- パッシブスピーカー
アンプが内臓されていないので、電源は必要ありませんが、アンプと配線が必要になります。
- アクティブ(パワード)スピーカー
スピーカー本体にアンプを内臓しています。パワーアンプを内臓しているので、アンプは必要ありません。ミキサーから直接接続することができるので、配線が少なくて済みます。電源コードが必要です。
最近の主流のブルートゥーススピーカーもアクティブスピーカーに含まれます。 無線ならではの電波的な問題はあるものの、ブルトゥーススピーカーは配線の必要もありませんし、充電式なら電源ケーブルも必要ありませんなにより持ち運びが楽ですね。
設置場所で音は全く変わります
スピーカーって、それなりのサイズがあるので、インテリアとしてもバランスの良いところに設置したいものです。ところが、設置する場所で音質が変わってしまいます。 やっかいなところでもあり、面白いところだと思います。
せっかくスピーカーを購入したならば、出来るだけ良い音質にしたいものです。
部屋のコーナーは良くないとか、壁から最低50cmは離すとか、スピーカー2つと自分の3点で三角形にすると良いとか。。。
スピーカーの設置について説明すると、ながーくなるのであえてここでは説明しません。
いろいろな方が、さまざまな角度から設置方法を解説しています。 一度、「スピーカーの設置方法」で検索してみると面白いと思います。
間違いなく設置方法で音質は向上もすれば、悪くもなります。 知識もある程度は必要だと思います。
ですが、設置する部屋によって状況は変わりますし、聴く人の好みにもよります。要は設置場所をご自身の感覚で楽しんで見つけてもらうのが一番だと自分は思います。
スピーカーは大きければ良いわけではない
意外と勘違いをされている方が多いのですが、部屋サイズにあったスピーカーの大きさというものがあります。 たしかに、ユニットが大きいスピーカーは低音を余裕を持って出すことができます。 ですが、十分な音量を出せることが前提です。
スピーカーはある一定の音量を出さないと、本領を発揮できません。 小さくボリュームを絞っている状態では、安物の小型モデルにも見劣りすることになる可能性だって十分にあります。
設置する部屋に合わせたサイズのスピーカーを見つけてください。
スピーカーの音質の違い
スピーカーを作っているメーカーは様々です。 今ままでお話した通り、形状によっての音質の違いはもちろん、リスニング用とモニター用だったり、同メーカーであっても音質はまったく異なってきます。
ここで重要なのは、自分がどういう音質が好きなのかになってきます。 聞きたい音楽のジャンルによっても変わってきます。
専門家がとても良い音質だと言っても、実際に自分の部屋の環境で聞いてみると同じような感覚では聞こえないかもしれません。
まとめ
日本という国では、住宅環境の理由もありますので、スピーカーで音楽を聞けるのは贅沢で恵まれている環境なのだと思います。
10万円を超える高額なヘッドホンやイヤホンでも、スピーカーが作り出す空気感や、体で感じる重低音は作り出すことはできませんから。
最近、ブルートゥーススピーカーが売れています。 ヘッドホンやイヤホンでは楽しめない身体で聴く感覚を、アンプや配線等の難しさなく身体で音楽を聞けるというのが理由の一つなのだと思います。
聴き比べてみる面白さや、聴く音楽によってスピーカーを使い分けるような面白さがあります。
自分の部屋に合った、自分の好きな音質のスピーカーを見つけてみるのはいかがでしょうか。 中古のスピーカーだって良いものはたくさんありますし、ブルトゥースの安物のスピーカーだって、セッティング次第では良い音質に化けます。
もし、お住いの環境がスピーカーで音楽を聴くことができるのであれば、ヘッドホンやイヤホンで耳だけで音楽を楽しむのではなく、様々なスピーカーで音楽を身体で楽しんでみるのはいかがでしょうか。
音楽の感じ方が、少しだけ変わるかもしれませんよ。