ドリップするお湯の最適な温度は?
「コーヒーを淹れる時の最適な温度は?」
たくさんのお客様から、この質問をいただきます。
沸騰したてのお湯で淹れてらっしゃる方がとても多いです。
これでは熱すぎです!
コーヒーの旨味も多く出ますが、雑味やエグ味もぜーんぶ出てしまいます。
そして、コーヒーに限らず熱すぎる飲み物って味がよく分からないですよね。
当店では、扱っている珈琲豆によってお湯の温度を設定していますが、基本的には以下のように説明しております。
中煎りの豆は、85度くらい。
旨味と香りが出て、雑味があまり出ないように。
浅煎りは豆の中に水分が多く残っているので、旨味がよく出るように、90度前後。
深煎りに関しては、80度くらいにしてあげるとトロッとしたコクが出やすいです。
このような基礎的なご説明はしておりますが、豆自体の質や焙煎具合にもよりますので、お客様が感じる美味しさは変わってくると思います。
珈琲屋さんによって、おすすめする温度は異なりますし、「コーヒー ドリップ 温度」と検索すると色々な考え方の珈琲論がたくさん出てきて、???となると思います。
お客様ご自身の「美味しい!」を見つけて欲しい!
基本のご説明はしているものの、自分の考え方はというと、何度がいいと言うことではなく、温度によって味の変化があるということ。
おすすめの温度でなくても、飲み比べて美味しく感じられたのであれば誰がどう言おうと、正解ですし。
淹れてあるコーヒーを買う選択をせずに、時間を割いてご自身でドリップするわけですから、なるべく美味しく楽しんでいただきたいと思います。
コーヒーに限らず、美味しさには人それぞれ好みがありますし、ご自身の感じる「美味しい!」を見つけていただければ良いと思います。
温度のお話だけではなく、コーヒーについてご不明な点があったり、もっとコーヒーを美味しくしたいという方はいつでもご連絡ください。
動画でも解説しています
つたない文章で解説させてもらいましたが、動画でも現物を見てもらいながら説明しております。
上手に説明できていないかもしれませんが、機会があればご覧になってみてください。
文章よりも、イメージは掴んでもらえると思います。
動画はこちら👇