ナイスカットミルから、みるっこへ

こんにちわ。
タカネマンです。

今日は、カリタの「ナイスカットミル」からフジローヤルの「みるっこ」に変えたという話をしていこうと思います。

なぜミルを買い替えたのか

まずは、今まで使っていたナイスカットミルの話からしていこうと思います。

製造年月日は1996年製のものなので、25年もの。
お店を始める前、実家で使っていなかったものをちょうだいしました。

オープン当初から6年間の間、毎日毎日、業務で使ってきたわけなので、かなりハードな使い方をしてきた訳です。
1日、数十杯分は挽きましたし、粉の状態で豆を購入されたい方もいるので、それはそれは粉にしまくってくれました。

別にミルを購入することも考えてきましたが、ナイスカットは生産終了しています。
他のミルを使うことによって、味が異なってしまうことが嫌だったので、2台体制は考えませんでした。

実は、ナイスカットミルは一度壊れております。
スイッチを入れても、うんともすんともいわなくなったことがありました。モーター部分に電気を送る接点部分のカーボンブラシが偏ってすり減ったことが原因でした。

ナイスカットミルの故障は、ほとんどがこれが原因のようです。
故障というより、寿命と言えるかもしれません。

カーボンブラシを交換するのはやっかいでしたので、すり減った部分の向きを変え、どうにか使える状態にして使用しておりました。
その後は一瞬止まるようなこともありましたが、だましだまし、1年ほど使ったでしょうか。

ところが、2、3週間前くらいから、異音が発生。
しばらく使うと、治ったりまた発生したり。カーボンブラシ内の銅線まですり減って銅線が擦れているのだろうと思います。

そろそろ、限界かなと。。。

カリタからは、交換用のカーボンブラシは出ておらず、他の製品のカーボンブラシを加工して修理するしかありません。
手間暇が掛かってしまうことと、カット刃が摩耗していることもあるので、そろそろ買い替えようという決断に至りました。

なぜ、みるっこにしたのか。

当店で使うとなると必要なポイントは以下の通り
1、均一に挽くことができる。
2、業務で使えるレベルの挽き速度。

上記の必要ポイントで考えると、ドリップ用ミルの選択肢はそれほどありません。
マールクーニックのEK43のような、ワールドバリスタチャンピオンシップに使われるような、使ってみたいミルなんかもありますが、そこまでのお金の余裕はありませんので。。。

👇以前に書いた、コーヒーミルの選び方について記事。

今まで使っていたナイスカットミルは生産終了。
後継機のナイスカットGもしくは、静電気除去装置がついているネクストG。

ネクストGは、挽く動作音がとにかく静かなので、アパートやマンション暮らしの方にはうれしい機能です。
また、ネクストGの静電除去装置は、粉が舞い散らないということで以前から気になっていました。
ただ、低速度(50g/分)ということなので、自宅使用ではよさそうですが業務的に現実的ではありません。

ナイスカット系統で低価格な「ボンマック」などもありますが、均一に挽くというところではナイスカットに軍配があがります。
粒度の均一性はおとりますが、値段で見るとコスパの良い商品だと思います。
ボンマックからコーヒーを始められる方が多いみたいです。

となると、ナイスカットの後継機である「ナイスカットG」、フジローヤルの「みるっこ」の2択になりました。

数日いろいろと迷いました。

最終的に、均一に挽けることを重要視し、カリタ味から大きく変わってしまうのは不安でしたが、家庭用ミルでは一番丈夫で長持ちするみるっこに決断しました

みるっこ使ってみて良かったこと

みるっこが到着して、5日間ほど使ってみました。

粉の均一性

ナイスカットよりもだいぶ均一です。見た目で感じ取ることができます。
粒が揃っている感じは、ナイスカットとは雲泥の差です。

ナイスカットはカット式の臼刃。モーターは小さくても、ギアを使ってゆっくりと摩耗熱を抑えて豆にダメージを与えないで設計。みるっこはすり潰すように挽くグラインド式の臼刃タイプで、直径が大きく重たいですがパワーのあるモーターで高速回転させます。短時間で一気に挽き終える設計。

考え方が真逆と言っていいほど、異なる挽き方なんです。

音の静かさ

ナイスカットに比べてモーターが大きく余裕感もあり、音も静かで挽く速度も早いです。
挽く速さは、ナイスカットG 100g/分、みるっこ250g/分となり、倍以上の速さです。

サイズ感

ナイスカットよりも一回り大きいです。

ナイスカットミル

幅=218mm
奥行=120mm
高さ=343mm

みるっこ

幅=245mm
奥行=165mm
高さ=360mm

とはいっても、ナイスカットもしっかりと場所は使いますので、デメリットとはならないかと。

ちなみに、ナイスカットミルは2,3kg、みるっこは5kgと倍以上の重さ。
毎回片付けるような使い方は向きませんが、置き場所が固定であれば、どっしりと安定しているのは良いと思いました。

挽き粉の飛び散り

ナイスカットよりも、挽くパワーが強いのか、挽き粉の飛び散りは多いかもしれません。
ただ、ナイスカットも飛び散りはありますので、この手のミルを使うのであれば、しょうがないものだと思っています。

挽き終わりの残留粉

ナイスカットミルは、挽き終わって電源を切った後に、残留した粉が残ります。
挽き刃の接合部分にスペースがあるんです。そこに溜まったものが次に挽く豆に混ざってしまうので、挽き終わった後に何度か電源の入り切りをして、全部外に出す必要がありました。

みるっこはその残留粉がほぼ出ないです。
次に挽く豆にへの影響が少ないのも、良いと思いました。

値段

ほかの電動ミルと比べて、値段だけはデメリットです。
みるっこは4年ほど前に値上がりもしているので2021年6月15日現在ですが、¥56,000。

カリタのNEXT Gで、¥40,000〜¥50,000くらい。
ナイスカットGは、¥35,000くらい。

群を抜いて高額です。
購入当時、いろいろなオンラインショップで売り切れ状態でした。
少々高額でしたが、在庫があったショップにて購入しました。

味の違いについて

みるっこの「味」ですが、粉が均一になったことにより、雑味が減りました。
雑味が減ったことは良いことなのですが、「美味しさ」の印象も変わっています。

味覚の捉え方が違うので、個人的な表現になってしまいますが、ナイスカットミルと比べると全体的にまろやかになった分、良くも悪くもクセというか、突出して出ていた豆の個性も穏やかになってしまった印象を受けます。

未だ何番のメッシュ(挽き目のダイヤル)が良いのかは、テストしながらの調整中です。
ナイスカットの4,5の粒の大きさで見ると、みるっこでは5,5番くらいに見えますが、豆の印象が若干弱く感じるので、現段階では5番を軸に試しています。
併せて、粉の量、お湯温度、お湯の落とし方に関しても、みるっこでのレシピを作り直す必要がありそうです。

時間は掛かりそうですが、みるっこにしたことでボトムアップできたことには変わりありませんので、一番良いところを見つけていこうと思っています。

まとめ

さて、今回はみるっこについて書いてみました。

みるっこの性能は間違いなく良いです。値段が高いだけはあると実感しました。
個人的に、思い切って購入してよかったと思っていますし、胸を張っておすすめできるミルです。

挽く速度、動作音、均一な粒度、雑味のないテイスト。
低価格帯のミルを使っていた方や粉で購入していた方からすると、同じコーヒーとは思えないほどの印象の変わったコーヒーを淹れることができるようになると思います。

良いことばかりを言ってきましたが、手動式ミルであっても安物の電動式であってもご自身が満足していれば、それが美味しいコーヒーになります。

今回のみるっこが美味しいコーヒーを淹れるひとつの選択肢として、ご理解いただければと思います。

ということで、今回はみるっこのお話をしてみました。

それではこのへんで。

動画でも解説しています

つたない文章で解説させてもらいましたが、動画でも現物を見てもらいながら説明しております。

上手に説明できていないかもしれませんが、機会があればご覧になってみてください。
文章よりも、イメージは掴んでもらえると思います。

動画はこちら👇



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