「タカヒロ 雫ケトル」良いところ、微妙なところ

こんにちわ。
タカネマンです。

みなさん、コーヒーは楽しんで飲んでいますか。
今日は、コーヒーケトルの話をしようと思います。

以前の記事でケトルの重要性はお話ししているので、気になる方は覗いてみてください。
👇

雫ケトルですが、発売は2016年なので結構前の商品です。
レビュー動画やブログも多く見ることができます。

今更ながらのレビューとなりますが、自分が実際に数ヶ月使ってみた感想をお話ししてみようと思います。

それでは、行ってみましょう。

雫ケトルとは

さて、この雫ケトルですが、2サイズのラインナップですね。
0.5リットルのものと、0.9リットルのものがあります。

自分は0.9リットルのものを購入しました。

他の方のレビューを拝見しましたが、0.5リットルのものは取手が小さく、3本指しか入らないようです。取手が小さく安定しないように見えます。

個人的には0.5リットルの方が安定して淹れることができる気がします。
私感ですが、大は小を兼ねるといったところでしょうか。

色もいろいろとありますが、自分はシルバーのものを購入しました。

良いところ

結論から言いますと、「細く淹れる」というところが素晴らしいですね。
通常点滴のように入れるには、ケトルの角度を調整して点で落とせる角度を維持しなければいけません。これには慣れが必要です。

ところが雫ケトルの場合、ノズル先端のカットが考えられているのだと思います、簡単に点で落とすことができ、維持することも難しくありません。

また、ノズルが細くできているので、細く落とし続けることが簡単です。
深煎りの豆をゆっくり淹れることや、ネルドリップなんかには最適だと思います。

温度計をカスタム装着

次に当店での使い方をご紹介しておきます。

今まで使用してきたFELLOWケトルには温度計が付いているんです。
通常、電気ケトルで沸騰させたお湯を、ドリップ用ケトルに移してからドリップします。
日によってお湯の温度は異なるのでやはり温度計は必要になります。

そこで、雫ケトルにも温度計を付けてみました。
どこにつけたかと言うと、蓋の湯気を逃がす穴のところです。

この穴なのですが、小さいんです。
(画像のものは大きく加工した後のものです。)

温度計にもよりますが、そのままの状態では穴が小さすぎて温度計を刺すことはできません。
おそらくどこのメーカーのものでも、入らないと思います。

そこで、この蓋の穴をドリルで少し広げております。

こんなふうに装着できるようになりました。


これで、温度をみながらドリップすることができるようになりました。
蓋を使用しなければ、温度計を入れた状態でドリップできますが、お湯はすぐに冷めてしまうので蓋をした状態の方がおすすめです。

そんなに難しい作業ではないのですが、金属を削るのでドリルは必要だと思います。
温度を見ながらドリップしたい方にはおすすめです。

微妙なところ

そんな雫ケトルのですが、微妙だと思うところもあります。

1、良くも悪くも細く淹れることに特化したケトルなんです。
その為、勢いをつけて注ぐことは難しいです。

コーヒー以外の用途と合わせてケトルをお探しの方には、おすすめできないかと思いました。

例えば、以前お話しした山善の電気ケトルの場合は、点で落としたり細く淹れるのは角度の調整が難しいのですが、調整次第で細く淹れることも勢いよく淹れることもどちらの使い方もできます。

雫ケトルは、細く淹れる専用ケトルだと思った方が良いのかもしれません。

以前書いた、山善ケトルの記事です。
気になる方は是非。👇

2、これは自分だけの微妙な点だと思いますが、取手の形状的に下の方を持つと本体に近くなる為、「熱っ」っとなります。

当店はドリップする作業台が高い為、取手の下の方を持ち角度をつけてドリップするのが楽な持ち方になります。取手の真ん中の辺りでは、肘を上げないと角度を付けることができないので、杯数が多くなると非常に疲れてしまうんですね。

クロス等を使って持てばなんの問題もないのですが、混雑時なんかは時間がないので、裸のままでドリップしたいので多少熱いと思っても我慢してドリップしています。

とはいえ、作業台が高くなければ何の問題もないので、あくまでも自分が思う微妙なところだと思ってください。

まとめ

思いついたことを書いてみましたが、なんとなくイメージしてもらえたでしょうか。

当店では豆によって、淹れ方(お湯の落とし方)を変えているので、細く淹れる豆に関しては力を発揮してもらえるケトルだと思いました。

雫ケトルは細くゆっくりとコーヒーを淹れたい方におすすめなケトルだと思います。

値段が安くはないので、購入を検討している方も少なくないと思います。
購入前の情報として、役に立てれば良いのですが。。。

それでは、今日はこの辺で。

動画でも解説しています

つたない文章で解説させてもらいましたが、動画でも現物を見てもらいながら説明しております。

上手に説明できていないかもしれませんが、機会があればご覧になってみてください。
文章よりも、イメージは掴んでもらえると思います。

動画はこちら👇


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