こんにちわ、タカネマンです。
みなさんコーヒーを楽しんでいますか?
今回は、コーヒーケトルについてお話しをしていきます。
というのも、電気ケトルを購入しました。
山善 電気ケトルYKG-C800 という商品です。
発売からはだいぶ時間も経っているので、情報もたくさん出ています。
今さらなレビューとなりますが、自分なりに購入した理由や思ったことを書いてみようと思います。
とにかく、想像を超える使いやすさだったので、お話ししてみます。
それでは、いってみましょう。
👇コーヒーケトルに関しての記事。
ドリップをするのにコーヒー用のケトルは必要なのか?という内容です。
気になる方は、ごらんになってみてください。
購入前の状態
当店はコーヒーショップですが、ランチもおこなっているため、ランチタイムに淹れるコーヒー数は結構な杯数になる訳です。
今までは、Russell Hobbsの1Lタイプを2台体制でお湯を沸かし続け、沸いたお湯をドリップ用のFellowケトルに移して、ドリップをしていました。
ちなみにRussell Hobbsについても触れておきますが、購入したのは大正解でした。
6年間、毎日お湯を沸かし続けて、未だ現役な訳です。
一つの方が、本体と注ぎ口のつなぎ部分から若干の水漏れをおこし、埋めるようなことはしましたが、電気系統はなんの問題も起きていません。
ただし、Russell Hobbsは温度設定もなく、沸かし切りタイプなので高音すぎてそのままドリップはできません。注ぎ口の形状からもドリップには適していません。
あくまでの湯沸かし用の電気ケトルという使い方ですね。
Russell Hobbsの沸騰までの時間は、夏と冬では少々ことなりますが、5月現在で5分4秒。
気温に左右されますので、5分前後というところでしょうか。
消費電力が1250Wなので、沸騰までの時間は早いです。
Russell Hobbsでお湯を沸かして、Fellowケトルに移し替えるのは、温度を下げるということと、注ぎやすさの為に移し替えます。
6年この方法でやってきたのですが、ランチのお客様の数がどんどん増えていくにつれ、Russell Hobbsの2台体制だと湯沸かしが間に合わず、提供までにお待たせしてしまうことが増えてきました。
解決策を見つけなければ!という状況でした。
電気ケトルを購入した経緯
コーヒー用で温度も設定できる電気ケトルであれば、楽ですし、時短になることは分かっていました。
とはいえ、注ぎにくいであろうという、固定概念が強くあったので購入する発想にはならず、Russell Hobbsをもう一つ購入し、3台体制にしようかと思っていました。
いろいろと情報を集めていく中で、コーヒー用の電気ケトルについての記事を多く見ることになり、改めてドリップ電気ケトルを購入してみようかという気持ちになった訳です。
電気ケトル市場を調べ始めました。
コーヒーのドリップ用の電気ケトルの現状をみると、思った以上にたくさんの製品がでています。
大手コーヒーメーカーのもの、中国製のもの、国産のもの。
温度調整ができて、そのままドリップできるタイプとして、調べてみた結果、
自分には以下の3つ候補が浮かび上がりました。
・シロカ SK-D171
ぽってりしているデザインですが、細く注ぐこともできそうな注ぎ口です。
一度沸騰させてから、設定したい温度にすることができる機能は魅力です。
他の製品は設定温度にしかすることができないので、シロカさんオリジナルの機能になります。
・山善 YKG-C800
ドリップしやすいという口コミが多くみまれました。
デザインもシンプルなので、デザイン的にも悪くないです。
・山善 NEKM-C1280(追記)
YKG-C800のバージョンアップ版です。消費電力を1000Wから1200Wにパワーアップ。
沸騰までの時間が15%短くなっています。さらに、電源プレートも小型化されています。
取っ手も持ちやすくなったみたいですね。
カラーもホワイト色もあるので、白系が好きな方は嬉しいのではないでしょうか。
・ハリオ EVT-80-HSV
大手コーヒーメーカーのハリオですので、安心感がありますね。
表示部分が加熱時には赤。保温時には緑色に色表示は、便利そうです。
迷ったのは、上記の3つですね。
以下に要点をまとめてみました。
シロカ
値段:¥8,770
容量:0.8L
消費電力:900W
沸騰時間:約6分
メリット
・一度沸騰してから、温度設定可。
デメリット
・注ぎやすさに関してはあまり期待できない。
山善
値段:¥7,191
容量:0.8L
消費電力:1000W
沸騰時間:約5分
メリット
・電気ケトルとしては、ドリップしやすい。
・消費電力が1000Wなので、沸騰までの時間も早い
・値段
デメリット
・とくにない。。。
ハリオ
値段:¥13,800
容量:0.8L
消費電力:900W
沸騰時間:約6分
メリット
・コーヒーメーカーという安心感。
デメリット
・値段が高い。
※金額に関しては、2021年5月現在の金額です。
という状況を踏まえて、山善の電気ケトルを購入しました。
山善のケトルはこれと言って、デメリットがないんですよね。
消費電力も一番高いので他と比べて沸騰までの時間も短く、値段も一番安く、ドリップしやすさも好評です。
2ヶ月使った感想
基本的な使い方等の情報は既にたくさん出ているので、ここではあえて触れません。
ということで、山善の電気ケトルを購入して2ヶ月ほど使用してみました。
日々の業務で使っているので、もちろんハードに使っています。
以下、メリットとデメリットです。
メリット
電源を入れるとすぐに温度が表示されるのは、何気に便利です。
水道水の温度が何度なのか、すぐに確認することができます。
お湯を注ぎやすい。
注ぎ口の形状も電気ケトルとして見れば、かなり良いです。本体が縦長なので、少々気は使いますが問題がないレベルだと思います。
なにより、設定温度になってすぐに注ぎ始められるのが、すばらしいです。
保温機能も良いですね。
前もって、設定温度にしておけば、必要な時にすぐにドリップすることができます。
沸騰の間にほかの作業もすることができます。
コスパが良いです。
同機能を持つ他の商品と比べるとコスパが良いです。
壊れても、また購入しようと思える金額です。
デメリット
・温度設定をすると、設定の10℃手前くらいから1℃ずつ上がっていくので、時間がかかる。
回避策を見つけたので、後に記載します。
・縦長の形状が関係しているのか、注ぎ始め時に勢いよく出ます。
注ぎ始めだけ注意すれば、問題がないレベルですが、慣れが必要ですね。
・電源コードが短い。
コードの長さは1mくらい。電源が近くにない場合は延長コードが必要になります。
・蓋が硬い。
ただ、ペンチを使えば簡単に改善できますので、調整することをお勧めします。
硬いまま使うと、熱湯が飛び散ったりして危険です。
・水量限度の印が見にくい。
MAX線がハンドル側に刻印されているので、注ぎ口を手前にしないと刻印を見ることができま せん。回転させることができない場所だと、確認しにくいですね。
ですが、使用していると限界線のところが変色してくるので、なんとなく分かるようになりました。
早く希望の温度に沸かしたい場合
温度指定して沸かす場合、10℃前くらいから、1℃ずつ上がっていくので時間が掛かかってしまいます。
例えば、80℃のお湯を作る場合とします。
100℃の設定では、80℃に達するまで4分12秒でした。
ところが、80℃で設定すると、5分4秒かかります。
1分近く遅くなってしまいます。
時間がある時や、前もってお湯を沸かしておきたい場合などは、設定温度にして保温しておけばよいですが、急いでる時は時間が無駄になってしまいます。
そこで、100℃設定でスタートさせて、希望の温度になったらケトルを台座から取ってしまう。
もしくは、電源を一度切ってしまうことによって、加熱状態を停止させることができます。
加熱状態を停止させてからも数℃は上がってしまうので、希望の温度よりも2、3℃低い状態で、台座から取るか電源を切ってしまいます。
85℃のお湯を作りたい場合。
沸騰ボタンで加熱をスタートさえて、82℃くらいで加熱を止めます。
止めた状態から2、3度上がるので、85℃くらいのお湯を作ることができます。
この方法で、早く沸かすことができるようになりました。
まとめ
コロナの影響もあって、家でコーヒーを淹れる方が増えているようです。
実際、当店でも以前よりも豆がかなり売れています。
コーヒーを淹れる温度は、味にも大きく影響してきますので、豆に適した温度にすることが重要です。
👇お湯の温度についての記事があるので、気になる方はご覧になってみてください。
電気ケトルで希望の温度でお湯を沸かせて、そのままドリップを始められるのは本当に楽です。
ドリップ用のケトルを既にお持ちの方も、この便利さはおすすめします。
逆に、ドリップ用のケトルをお持ちでない方は、このケトルを買えば間違いなしだと思いますよ。
個人的に、山善の電気ケトルは購入して大正解でした!
ケトルに関しては気になっている方が多いところだと思いますので、役に立てれば幸いです!
それでは、今回はこの辺で。
動画でも解説しています
つたない文章で解説させてもらいましたが、動画でも現物を見てもらいながら説明しております。
上手に説明できていないかもしれませんが、機会があればご覧になってみてください。
文章よりも、イメージは掴んでもらえると思います。
動画はこちら👇