みなさんレコードは聞いていますか、音楽を楽しんでますか?
今回は樽屋のレコードの針を購入したので、レビューしてみようと思います。
以前書いたレコード針の違いについての記事。
いろいろなタイプの違いになんかを説明しています。👇
普段使っているカートリッジ
基本的に普段は、DJ用のカートリッジを使用しています。
じっくり聞きたい時やデータ化する時にはリスニング用の針を使いますが、普段からミックスしたがり+DJ用の針は丈夫なので、気を使わずに使えるDJ用のカートリッジが利便性が良いんです。
ここ10年くらいは、Ortofon オルトフォンのコンコルドを使っていました。
旧モデルのNight clubというタイプです。
今ではリニューアルされて「MkII」となり、音質も音圧も上がりました。
なぜ樽屋のカートリッジを購入したのか
さて、オルトフォンのコンコルドですが、かれこれ15年以上は使ったでしょうか。
もちろん針は、何度も交換してきましたが。
年始あたりから、すり減ってきていていたので買い替えないとと思って早8ヶ月。
交換針は4,000〜5,000円くらい。 二つ合わせると、10,000円くらいです。
ちなみにオルトフォンのコンコルドは複数のタイプがあります。
交換針は他のカートリッジにもつけることができます。
メーカーは、本来の性能が発揮できないと言っていますが、個人的には特に問題はなく使用してきました。
今回も針だけの交換でも良かったのですが、15年も使ってきたので、そろそろ別のカートリッジにしてみようかと思ったのがきっかけです。
針がすり減るとどうなるのか
ちなみに、すり減った針はどう悪いのかを知っていますか?
分かりやすい症状として、ホコリをすぐに溜め込むようになります。
針にホコリが溜まると、うまくレコードの溝の情報をトレースできないので、大きく音質が悪くなります。
レコードの溝に収まることもできず、針飛びや表面を泳いでしまうようなことが現象が起きてきます。
候補に上がったカートリッジ
使用してみたいと思っていたカートリッジはいくつもあります。
今回は下記の3つのポイントで探してみました。
1、普段使いのカートリッジとして、DJ用のもの。
2、今後の交換針の値段も考慮して、高額過ぎるものは避ける。
3、ある程度の高音質のものにしたい。
という条件の元、候補に上がった商品をあげていきます。
Ortofon Concorde MkII
使用していたオルトフォン コンコルドのリニューアルしたものですね。
音質がかなり良くなったということは、周りのDJからも聞いていました。実際、クラブで見ることも多いですね。
また、旧モデルで丈夫さは折り紙付きです。
Nagaoka DJ-03HD
今は品切れ中のところが多いですね。出音の太さと音質の良さで評判は良いのですが、針飛びと、カンチレバーが折れやすいという声も多く聞きます。
出音が良さそうなので使ってはみたいですが、普段使いにはちょっと怖いと思いました。
GradoのDJ200I
Gradoは高額ですが音質はほんとうに良いんですよ。情報力が多く、出音は太いのに繊細。潤った伸びのある中高域。
ただ、このDJ200Iは聞いたことがないんです。
値段的にもお高め。カートリッジのみの値段なので、別途シェルも購入する必要があります。
聞いてみたいとはずっと思っていたものの、購入するにはもう一つ理由が欲しいところです。
樽屋03M白針
そして、今回購入したのが、この樽屋の03Mというモデルです。
DJ機材専門店「Disc Jam」が立ち上げた国産プライベートブランド「樽屋」のカートリッジですね。
03M白針はDJ MUROの為に考案されたモデルとのこと。
振動やスクラッチ、バックスピン」その際に発生する「針のスキップ/針飛び」を、抑止した「高性能ショックアブソーバー搭載」というのがポイントですね。
もう少し手頃な01Mという赤色のカートリッジもありますが、いろいろなところで白色03Mが良いと聞いていたので、白の03Mを購入しました。

詳細はこちら。👇
TARUYA Direct Shop
使ってみた感想
さて、肝心の音質ですね。
届いてから、1週間ほど経ちました。
まだ1週間程度ですが、いろいろなジャンルの曲を聞いてみた感じでは、ダイナミックレンジが広く感じますね。
また、コンコルドと比べると音圧レベルが高く、ボトムが太めに感じました。
オルトフォンコンコルドとの差は、少々の違いではなく、大きく違いますね。
DJ用のカートリッジとしては、音質が良いと思いました。
もう少し、聞き込んでみたいと思いますが、何よりウキウキする音質感はあります。
まとめ
コロナの影響もあって、レコードを始めてみようと思う人が増えているみたいです。
今回購入した樽屋の03M白針は、DJ用の針ではありますが、リスニング用として使用するのはおすすめだと思いました。
気になる方は、一度聴いてみて欲しいですね。
今回はこの辺で!
動画でも解説しています
つたない文章で解説させてもらいましたが、動画でも現物を見てもらいながら説明しております。
上手に説明できていないかもしれませんが、機会があればご覧になってみてください。
文章よりも、イメージは掴んでもらえると思います。
動画はこちら👇